ZIP!【接客スタッフの本音調査(新しい日常編)・飲食店、コンビニ、デリバリーなど】

接客スタッフの本音調査
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2020年9月29日放送のZIP!で接客スタッフの本音調査(新しい日常編)について紹介されました!

接客スタッフの本音調査(新しい日常編)

お店などで私たちがよかれと思ってやっている親切な行動が、お店の側(従業員)にとって本当にありがたいのかを調査しました。

今回はコロナ禍の新しい日常における接客スタッフの新たな本音が明らかに!

接客スタッフ(飲食店)の本音①飲食店でゴミをお皿の上に置く親切

衛生面も考えて、紙ゴミなどを捨てやすいようにお皿の上に置くという親切

今回ジャッジしてくれるのは、東京都文京区にあるファミリーレストラン「大黒屋」の店長・田中弘之さんです。

「感染対策を徹底している飲食店で感染が気になる紙ナプキンなどのゴミをお皿の上に置く親切」は本当にお店にとってありがたいのか?

○×で判定してもらうと、「×」でした。

その理由とは?

店長・田中弘之さんによると、

「食べ物をのせるお皿」という理由と、今コロナ禍なので、なるべく店員が触らずに処理したいため。

実はゴミを捨てるときには、食べ残しの残飯と分別するため、お皿の紙ゴミは店員さんが手づかみで処理します。

そのため、ひと手間に加え、感染リスクが気になってしまうと言います。

対策は?

店長・田中弘之

できれば、トレーやお盆の上に置いてほしい。

そうすれば、店員さんは手を触れずに処理しやすいのです。

トレーがない場合には、テーブルの端に置いてもらうと、消毒・清掃の際、ふきんなどで処理しやすいそうです。

お店の方針に違いはあるものの、都内のレストランにアンケート調査(ZIP!調べ)すると、約7割のお店が紙ゴミをお皿の上に置かないほうがありがたいという結果になりました。

約7割(30店中22店)

接客スタッフ(飲食店)の本音②店員さんのトレーから飲み物などを取ってあげるという親切

○×判定は、「×」でした。

その理由とは?

トレーにバランスよく置いてあるにもかかわらず、途中で取られてしまうと、バランスが崩れてしまうから。

その結果、こぼしてしまい、お客様の洋服を汚してしまうことになりかねないのです。

対策は?

もしトレーから飲み物を取る場合は、店員さん側の準備もあるので、「受け取ります」とひと言言っていただけると嬉しいし、ありがたいそうです。

接客スタッフ(コンビニ)の本音③持参したバッグに急いで袋詰めする親切

続いては、感染対策に加え、レジ袋有料化も始まったコンビニです。

コンビニに持参したバッグに急いで袋詰めするという親切は、最近SNSで話題になっていました。

店員さんと列に並ぶお客さんのためにという思いが強くて、あたふたした体験談に共感する人が続出!

今回ジャッジしてくれるのは、東京都武蔵野市にあるコンビニエンスストア「PAL」の店長・井口和彦さんです。

では、マイバッグに急いで袋詰めするのは本当に親切なのでしょうか。

○×判定は、「×」でした。

その理由とは?

店員さんが入れたほうがキチッと入るし、時間も早いから。

他のお客さんに迷惑をかけない親切だったはずが、むしろ逆だったのです。

対策は?

店長・井口さんによると、

一番いいのは持参した袋をすぐ出して、店員さんから「こちらに入れていいですか?」と言われたら、お客さんが「お願いします」と言うことだと言います。

任せてくれたほうが気が楽だそうです。

マイバッグでも店員さんが袋詰めをやってくれます。

▼コンビニ大手3社の対応を調査したところ、

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのいずれも、要望を聞き、袋詰めに対応してくれるそうです。

接客スタッフ(デリバリー)の本音④荷物を受け取りドアを閉めたあとしばらく時間を置いてから鍵をかけるという親切

続いては、新しい日常で急増したデリバリーなどの宅配です。

感染予防のためにキャッシュレスでドア周辺に置いておく置き配は、お互いに対面を避ける非接触の「ありがたい注文方法」ですが…

実際に出前館の配達員の方たちに調査すると、その置き場所の指定で意外な本音が!

・地べたに置き配指定されると料理が冷めてしまう可能性があるので、何かの上がありがたいそうです。

段ボールのシート1枚があれば、断熱性があるため、ありがたいそうです。

・自転車のカゴに置き配指定されたにもかかわらず、カゴの中が埋まっている場合、サドルに置くように言われたことがあり、大変困ったそうです。

不安定なので、安定する所がいい。

・宅配といえば、最近SNSで配達員に対するこんな親切行動の漫画が話題に!

荷物を受け取って、ドアを閉めたあとにしばらく時間を置いてから鍵をかけるという気遣い。

○×判定は、「×」でした。

その理由とは?

防犯のためにすぐ鍵を閉めてほしいということです。

そうすれば、配達員も安心するからです。

対策は?

しばらく時間を置いてから鍵をかけるという気遣いは必要ないとのことです。

まとめ

今回のZIP!の「接客スタッフの本音調査」では意外な結果が出ましたが、いかがでしたでしょうか。

よかれと思ってやっていたことが従業員にとっては、かえって迷惑ということがあるんですね。

新しい日常においては、気を使うことが多くなりました。

この記事をきっかけに、今後の行動の参考にしていただけるとうれしいです。

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