2020年8月4日放送の「教えてもらう前と後」で、瞬読と速読の違い・瞬読トレーニングのやり方について紹介されました!
教えてくれたのは瞬読のプロ(瞬読協会代表)の山中恵美子先生です。
挑戦してくれたのはEXIT兼近大樹さんです。
瞬読とは
瞬読とは、速読法の一種で「速読」とは違う右脳で読む方法です。
瞬読はトレーニングをすることで、老若男女誰でも習得することができます。
瞬読と速読の違いとは
そもそも瞬読と速読の違いはどこにあるのでしょうか。
速読は眼筋トレーニングにより、速く読むことができます。
ここでいう眼筋トレーニングとは、目の筋肉を動かす練習のことです。
一方、瞬読はそういうことは一切しません。
瞬読は右脳で読みます。
普通の読書では左脳を使っていますが、左脳ではなく右脳で読むのが瞬読なのです。
実際に山中恵美子先生の生徒である中学2年生の女子と高校1年生の男子が、初めて読む本で瞬読を披露して、読み切った時間を計りました。
ものすごい勢いでページをめくりながら、瞬読を披露した2人の記録は、中学2年生の女子(1分5秒)と高校1年生の男子(2分11秒)という結果でした。
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瞬読トレーニングのやり方
<円形問題>
1)円形にバラバラに書かれた文字を答えます。
このトレーニングをやる際、全部見えなくてもこうじゃないかと想像しますが、これが右脳を使ったということになります。
<縦書き文章問題>
1)縦書きの数行の文章が出るので、何が書いてあるのかを答えます。
2)通常縦書きの文章を読むときは右から読みますが、瞬読の場合、すべての文章の真ん中あたりを見ます。
瞬読に挑戦したのはEXIT兼近大樹さん
今回、お笑いコンビのEXIT・兼近大樹さんとりんたろー。さんの2人が、瞬読トレーニングに挑戦しました。
最初に475文字の文章を何秒で読めるかを、EXITの2人が挑戦したところ、
兼近大樹:58秒
りんたろー。:53秒
となりました。
その後、EXITの2人は、30分ほど上記の瞬読トレーニングにチャレンジしました。
その過程で、その才能を開花させたのは、兼近大樹さんでした。
瞬読トレーニング後、再度475文字の文章を読んだところ、兼近大樹さんの記録は、
58秒 → 16秒
となり、42秒もの短縮に成功しました。
一方、りんたろー。さんは、
53秒 → 46秒
という結果に終わりました。
瞬読トレーニングの効果
EXIT兼近大樹さんは、瞬読トレーニングの効果を確かめるためにもう1つの挑戦をしていました。
それは、バッティングセンターで150キロの速球を打てるようになるかというチャレンジです。
実は兼近大樹さん、瞬読トレーニングを受ける前にバッティングセンターに行っていました。
結果はほとんど当たりませんでした。
ところが、瞬読トレーニングに挑戦後、兼近大樹さんは150キロを速球を見事に打ち返しました。
このように瞬読トレーニングをしたことで、兼近大樹さんが150キロの速球を打てるようになったのは、見える範囲、つまり視野が広くなったからです。
まとめ
「速読」についてはよく知られていると思いますが、「瞬読」のことは知らなかったという人が多いのではないでしょうか。
実際にこの放送を見て、瞬読トレーニングにチャレンジした人はわかるかと思いますが、けっこう楽しいです。
もし1冊の本を3分以内で読めたら、ものすごい数の本を読むことが可能になります。
そのことを考えると、ワクワクしませんか。
瞬読を極めたら、すごいことになることは間違いありません。